先日、「辻堂の家」の植栽ワークショップを行いました。ご協力いただいたのはこちらのメンバーです。

藤岡正洋さん(こなから建築工房)
大友綾子さん(AFD設計工房)
岡村未来子さん(Mアトリエ)
干川彰仁さん(ほしかわ工務店)









「清瀬の小住宅」「恵比寿の五角形」「小平の家」に続いて藤岡さんを中心とした4回目の植栽ワークショップです。今回はクライアントにもご参加頂き無事完成しました。



皆さんご協力ありがとうございました。


若原一貴
http://www.wakahara.com
2018.04.14 / Top↑
前回に引き続き、ヨーン・ウッツォン自邸です。

内部は平屋建ての細長いワンルームで、南側のガラス壁と北側の閉じたレンガ壁に水平な屋根が載っているシンプルな構成です。居間には空間を別けるコアがあり、コンパクトなキッチンと暖炉が納められています。


ウッツォンはこの住宅の計画前にアメリカへ渡りフランク・ロイド・ライトやミース・ファン・デル・ローエの建築を訪ねていて、特にライトの影響を強く受けていたと言われています。

当初、居間として使われていたエリアをみる。レンガのピースを基準とした12cmのモデュールによって各部分が設計されています。


板張り仕上の天井と壁の取り合いは、黒い目地を通して縁が切れているように見せています。


キッチンのディテール。


壁に掛かる絵は、ル・コルビジェが描いたタペストリーのコピーです。シドニーオペラハウスに飾るためにウッツォンがコルビジェに依頼し製作されましたが、ウッツォンが建設途中で設計者を辞任したことにより、長い間この家の壁に飾られていました。現在はシドニーオペラハウスの西ホワイエに飾られています。


現在こちらの建物には息子のヤン・ウッツォンさんがお住まいです。生活機能のほとんどは増築部分にあるのでオリジナルの建物はヤンさんの仕事場として使われています。


永峰昌治/若原アトリエ











2018.03.26 / Top↑
現在、入間の諸井工務店さんと一緒に進めている「アパートメント仏子(仏子)」は全二戸の木造賃貸住宅です。どちらの部屋も一階が土間になっているのが特徴で、先日はその土間を研磨する工事を行いました。

夏頃には竣工の予定です。

若原一貴








2018.03.17 / Top↑
今回、ご紹介するのはデンマークの建築家 ヨーン・ウッツォンの自邸です。敷地はヘルシンガーから北西へ約6キロに位置するヘルベックの街外れの森の中にあります。1952年に建てられ、ウッツォン最初の建築作品です。




東西に細長い平屋の建物で、レンガの基壇、南面のガラス壁、北面の窓の無いレンガ壁、フラットルーフで構成されたとてもシンプルな建物です。



北面からアプローチします。レンガ壁には、ひとつも窓がありません。


エントランスのポーチ部分。右手の木製ドアが玄関。中庭の先に見えるのは増築部分です。よく見ると、壁と屋根は縁が切れてるように見せています。



黄色のレンガはキンゴーハウスと同じ積み方をしていますが、頂部だけ積み方を変えています。屋根の破風板はまっ黒く塗装してあります。


基壇部分のディテール。軒裏にはパイン材の板張りです。



永峰昌治/若原アトリエ














2018.03.15 / Top↑
今年で14年目、『目黒区総合庁舎(旧千代田生命本社ビル)建築ガイドツアー』の概要が発表になりました。

私は全日程共、【通常コース】のガイドを担当します。
ご興味のある方は目黒区美術館のホームページからお申し込み下さい。
↓ ↓ ↓ ↓
目黒区美術館H.P.

【申込開始日】
●4/20、4/28は、3月22日(木)0時~受付開始
●5/20、6/1は、4月26日(木)0時~受付開始

村野2018









2018.03.03 / Top↑
高校の同級生がクライアントの「小平の家」。突然訪れた母親の介護と家づくりの記録です。

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2017年10月5日
地鎮祭を執り行いました。神主さんはクライアントの友人です。鎌倉から来ていただきました。







更地になった状態の敷地境界。昔は敷地と道路は同じ高さでしたが、徐々に道路の方が舗装されていってこの様な状態に。そのため大雨の時には敷地に水が入ってきて浸水する状態が続いていました。今回の新築工事で敷地を道路と同じ高さに揃えるので、今後、ゲリラ豪雨などが来ても心配ありません。


2017年11月3日

基礎工事の様子。







敷地にある井戸。お祓いの後、コンクリート土間で上に蓋をします。黒いパイプは通気管です。



この後、お母さんの入院している病院へ行きリハビリテーション訓練の様子を見学させてもらいました。上棟前に状況を把握するのが目的です。その様子は次の回でレポートしたいと思います。




















2018.02.27 / Top↑
高校の同級生がクライアントの「小平の家」。突然訪れた母親の介護と家づくりの記録です。

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建物の解体が始まりますが
その前に家の片付けです。

数年前に亡くなったお父さんが経営していた工場や、お母さんのものを含めた膨大な荷物を、これから彼1人で片付けなければなりません。

平日はもちろん仕事がありますし、その他に週2回はお母さんの病院にも行きます。そのため解体工事が始まるひと月以上前から毎週末、計画的に片付けを行いました。連日、真夏の暑い日が続く中での作業でした。






片付けのポイントとしては新しい家は今までの住まいの1/3程度の大きさしかないので必要最低限のものだけにすること。特にお母さんの生活は以前とは全く違うので台所用品、食器類、衣類などなど…思い切ってかなりのものを処分することとなりました。




また、彼の希望で造り付けの「お仏壇」は新しい家でも同じような形で再現する事になりました。欄間や扉など再利用できるものは取り外して保管しておきます。





2017年9月9日

片付けも終わり引っ越し当日。彼の仮住まいは近所の月極賃貸住宅です。お母さんの荷物は新しい家が完成するまで運送会社の倉庫で保管するため、通常の引っ越し費用の他に、倉庫の保管料がかかります。モノをかなり減らしたので引っ越しは比較的簡単に終わりました。




お母さんが倒れてから半年ちょっと。いよいよ着工の段取りまで来ました。初めての事ばかりで精神的にも肉体的にもかなり大変だったと思いますが、ようやく着工まで来ました。











2018.02.02 / Top↑
高校の同級生がクライアントの「小平の家」。突然訪れた母親の介護と家づくりの記録です。

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2017年8月3日
建築確認申請書を指定検査機関に提出。



2017年8月某日
ひばりヶ丘の某銀行で『金銭消費貸借契約』
の締結。こちらはいわゆる『ローン契約』です。今回は、お母さんが所有する土地に建てるので、契約にはお母さんの同席、サインが必要となります。また弟さんも相続権があるので契約に同席してもらいました。病院から介護タクシーを使って銀行へ。契約は無事に終わりました。



2017年8月30日
工事見積、解体見積が完了。若干予定よりも金額増となりましたが、いくつかの仕様変更、調整で当初予定通りの金額となりました。





2017年9月9日
清瀬市の木村工業さんにて建築工事請負契約締結。既存建物の解体から工事がはじまります。




2018.01.24 / Top↑
前回に引き続きキンゴーハウスについて。


キッチンと食堂は間仕切りは真壁のような線を強調したデザインです。ベニヤの引戸で開閉出来ます。




白いタイルの空間に木の面材のキッチンがあります。窓には面格子が設置。このデザインは日本建築からの影響と言われています。




キッチンはコンパクトですが棚やタオル掛けなど設置して工夫しながらお使いになっていることがよくわかります。天板は白い化粧板。小口には無垢の木が使われています。


機能性とデザイン性を兼ね備えたキッチンでした。


永峰昌治/若原アトリエ














2018.01.16 / Top↑

【新年明けましておめでとうおめでとうございます。本年もよろしくお願いします。】


高校の同級生がクライアントの「小平の家」。突然訪れた母親の介護と家づくりの記録です。

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2017年8月はじめ。

分筆完了とほぼ同じタイミングで実施設計が完了しました。5月に提案した基本構想からの変更点はこちら。

【実施設計での変更点】

①スロープの位置と玄関を西側に変更
②玄関扉を引戸とする
③台所脇に下屋(パントリー)を追加
④南側に小さなウッドデッキを追加
⑤一階にクローゼットと仏壇を追加
⑥2階納戸の広さを大きくする







実施設計では主に収納についての検討が反映されています。今後、生活スタイルが大きく変化する事と家の大きさが小さくなるために必要最低限の物以下は引越し・解体までに処分する事にしました。

また、今後の車椅子での生活や手摺など介助に必要なものはこの時点では想定しきれないので、ケアマネジャーと相談しながら徐々にしつらえる予定にしています。


見積は清瀬の工務店「木村工業」さんに依頼。見積予定期間は1ヶ月です。






2018.01.11 / Top↑