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「小日向の仕事場」のダイニングです。

家具は北欧のデザイナー、ハンス•ウェグナーが
デザインしたテーブルと椅子のセットです。
書棚の吹き抜けの手摺に合わせて、
テーブルの脚を金属製のものにしました。

窓とテーブルの関係も設計で
特に気を遣った部分です。
眺望や開放感だけでなく、
空間に対する光の分量が
重要だと考えています。
天井いっぱいの窓は天井に
光の溜まりをつくり、
その下のテーブルと繋がることで、
ちょうど良い光の分量の
心地よい居場所になっています。


2011.06.28 / Top↑


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「小日向の仕事場」は旗竿敷地に建つ住宅です。
写真はその”竿”の内部です。

玄関からつづく階段をあがると、トップライトからの
光が溜まる場所があります。

そこを振り返って脇の通路を通ると
写真手前に「趣味のお酒を集めた場所」があります。

再び振り返ると、奥に「奈落のような黒い本棚の穴」が見え、
その向こうに「借景の樹木」が見えます。

細長い空間に様々な階調の光の場所をつくる事で
狭い中にも「豊かな奥行き」を生み出しています。



2011.05.17 / Top↑
「小日向の仕事場」は、旗竿状の敷地に建ちます。
東京では、大きな敷地を分割して分譲する事が多いので、
一般的な敷地のかたちの一つと言えるかもしれません。

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敷地の間口は2.4m、建物の幅は1.5m、奥に大きな空間が広がります。




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施工中の様子です。奥に広い場所があるのがわかります。




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元々、道路から1.5mほど高低差がある敷地なので、土を掘り出して
「半地下室」を一階にしています。



旗竿敷地は非常に厳しい設計条件ですが、それを設計に取り入れる事で
逆に特徴ある家をつくることができます。


渡辺篤史の建もの探訪
- 白と黒 蔵書8000冊 作家の家 -



第30回 INAXデザインコンテスト入賞



2011.05.03 / Top↑


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「小日向の仕事場」のダイニングです。

正面のはめ殺し窓の先は”お寺”です。(窓越しに見えている植栽もお寺のものです。)

敷地に限りがある都市住宅を設計するときは、このように隣地に良い「景色」があれば
それらを積極的に「借景」として取り込むようにしています。


2011.04.28 / Top↑


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設計をする上で、ソファやダイニングテーブルといった家具はとても重要です。その位置、デザイン、大きさは空間の在り方を大きく左右します。ですから比較的設計の早い時期、初期段階から家具の選定を行うようにしています。施主と家具のショールームを巡りながら同時に空間の大きさをイメージし、想像を膨らませます。家具のイメージが固まると、そこから逆に空間の構成も微妙に変化します。窓の位置や大きさなどを調整しながら、最終的に全体として調和のとれた空間が完成します。
2011.04.15 / Top↑
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「小日向の仕事場」の本棚です。
約8000冊の本を収納する事が出来ます。
作家である建主の仕事部屋に隣接するこの半地下のライブラリー空間には
上の窓から光が降り注ぎ、昼夜関係なく働くライフスタイルに「時間」を知らせる時計のような役目もあります。

写真の椅子はハンス・J・ウェグナーYチェアです。
2011.03.24 / Top↑



スケッチ2


「小日向の仕事場」の初期スケッチです。
まずはイメージを組み立てるところから始まります。
このようなスケッチを完成までに何枚も描きます。

第30回INAXデザインコンテスト入賞作
2011.03.07 / Top↑



小日向の仕事場


文京区小日向に、2008年に竣工した仕事場のある家です。
2009年に『渡辺篤史の建もの探訪』で紹介されました。



2011.02.25 / Top↑